ガジェット

IPX7のワイヤレスイヤホンは本当に風呂で使っても大丈夫か検証してみた【防水規格】

今回は、最近買ったSHOZのOpenRunがIPX7(※ProはIPX7じゃないよ)の防水ということで、ホントに水に沈めても大丈夫なのか検証してみました。


IPX7とは・・・

IPXは1~8までの等級がありますが、IPX7については、「一定の水圧、時間で浸水しても問題ない」性能だそうです。

IPXと書いてある場合は防水等級のみを表し、IP67など数字が二つ書いてある場合は左の数字が防塵・右の数字が防水を表します。

IP表記

等級の表記

 

さまざまな規格の検査・認証をしている一般財団法人 日本品質保護機構(JQA)の防水規格の等級は下表のようになります。

第二特性数字(防水)
等級 製品外部からの有害な影響を伴う水の侵入に対する保護等級
0 無保護。
1 製品上部から垂直に滴下する水に対して保護されている。
2 製品を15度傾けた状態で施品上部から垂直に滴下する水に対して保護されている。
3 製品上部から両側に60度までの角度で噴霧された水に対して保護されている。
4 製品に対するあらゆる方向からの水の飛まつに対して保護されている。
5 製品に対するあらゆる方向からの噴流水(12.5ℓ/min)に対して保護されている。
6 製品に対するあらゆる方向からの暴噴水(100ℓ/min)に対して保護されている。
7 水に浸しても影響がないように保護されている。製品を水中で使用するもの。
8 潜水状態での使用に対して保護されている。7より厳しい条件の中で使用するもの(試験環境は協議により決定します)

日本品質保護機構(JQA)サイト IP防水試験、IP防塵・耐塵試験より https://www.atengineer.com/pr/jqa/20151217001.html

ということで、僕は普通にお風呂で使ってるんですが、本当に水に沈めても壊れないんだろうか、ということで再生したまま水に入れて、どうなるのか確認してみました。

 

いざ、投入。結果は・・・

お風呂にお湯をためて・・・ドボン。

投入。

投入。

 

さて、どうなるか・・・と思ったら、動画だと音が小さいですが、水中でも再生し続けてました。

というわけで、本当に水中に沈めても全然大丈夫でしたね~

ただIPX7とはいえ、あくまで特定条件下なら水中でも大丈夫という規格ですので、むやみに水に濡らさないほうがいいのは間違いないです。

以前イヤホンを水で洗ったらドライバー部分に水が入って、水が抜けるまで音がこもったことがありました・・・

【防水規格】IPX7のイヤホンをシャワーで洗ったら鳴りが悪くなった話【お風呂で使用は注意】

Anker Soundcore Liberty Neo 第2世代を購入! これで風呂に入りながら音楽聞いたり映画見たりするのも快適だ! ということで10日ほど使用し(使用感はとても良かった) ちょっと ...

続きを見る

というわけで、むやみにお湯に落とさなければお風呂で使っても問題なさそうということで、今回の検証結果でした。

※今回の記事はメーカーに代わって動作を保証するものではありません。機器の使用方法についてはメーカーの仕様をご確認ください。

※SHOKZのOpenRunはIPX7防水ですが、OpenRun PROはIPX7防水ではありません。お手元の機器はよく機種を確認し、マニュアルに従ってご利用ください。

-ガジェット

© 2024 SUBOログ Powered by AFFINGER5